SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

01
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

カウンセリング未満

自らの生き様を心理カウンセラーの観点から綴った半生記、日常生活に役立つEQトレーニング講座・セルフカウンセリング講座など。
<< ここから | main | 喫煙室考(下) >>
喫煙室考(上)
【注意!この記事及び僕は、喫煙を推奨するものではありません】

煙草を吸わない人にとって喫煙室は害あるのみで撤去すべき!とお思いでしょうが、僕は喫煙室・喫煙コーナーには、ある一定の特徴があると考えているのです。その特徴が、時にはある人達にメリットをもたらし、同時に別の人達にデメリットを生じさせてしまう、この不思議さについて、自分の体験を交えて書いてみます。

【セミナーでの出来事】

昨年、計5日間にわたる自己開発系のセミナーを受講しました。16人が4グループに分かれて演習などをしたのですが、5日間でメンバーは何度か入れ替わりました。結果、連帯感というか親近感は、ほぼ全員と共有出来るようになります。
で、会場禁煙ですから、休憩時間には喫煙者が喫煙室に集まります(これもたまたま4人)。
するとここで意見交換や情報共有が始まるんですね、人によっては講師の批判まで始めます。つまり喫煙者だけが得られる情報なり意見が出来てしまうのです。
開催者が意図しない、5日間、まったくメンバーの替わらない第5グループの誕生です。

【人に聞いた話(A社)】

ある会社でオフィスを禁煙にし、新たに喫煙室を設けたそうです。
で、どういう事が起こったかというと、喫煙室での喫煙タイムが、突然、業務の打合せになってしまう事が度々起こったというのです。この結果、社内での取り決めや予定などがその場の口頭で決まってしまい、煙草を吸わない者、たまたまその場にいなかった者に話が通っていない、と言う事態になってしまったのです。
A社ではとうとう、煙草を吸わない社員が、喫煙室に社員が集合しているのを見計らい、何となく喫煙室に入るようになってしまったそうです(分煙の意味がまったくありません)。

【人に聞いた話(B社)】

B社も禁煙室設置後、ほぼA社と似た傾向が見られるようになりました。
ただA社と根本的に違うのは、B社の取締役の一人が、本人がヘビースモーカーである事も関係あるのでしょうが、いったん喫煙室に入ると、間違いなく30分は帰ってこないというのです。で、何をしてるのかというと、たまたま一緒になった部下と延々と話をする、その間、煙草も3.4本吸うらしいです。1時間以上も喫煙室にいた事もあると(計っていたのか?!)。
喫煙室に暖房はなく冬はとても寒いのですが、彼はコートを着込んで喫煙室に居座る。これは最早、煙草を吸いたいという欲求以上の何かがあるのではないかと思えてならないそうです(まー、要するに情報収集なんでしょうね)。

喫煙、という行為が人を開放的にするとか、話し好きにするとか、そういう作用はないと思うんです。何故ならオフィスで従来通り自由に喫煙していて、その途端気分が変わって(ハイになって)誰かに話しかける、というシーンは見たことないし、自分も体験した事がありません。
これはあくまで「喫煙室」だけに起こる特異な現象なのではないかと思うんです。

では対抗して、煙草を吸わない人だけを対象にした小部屋を用意したらどうなるでしょう?あくまで憶測ですが、訪れる人は皆無だと思うんです。
喫煙という目的があるから「たまたま」人が集まる、そして「たまたま」集まっただけに過ぎないのに、その集まりに意味が発生してしまう。これは、(特に)組織においては、とても問題なんじゃないでしょうか?少なくても、健全とは思えません。

実際のところ、僕のいる会社も、似たような状況になってると思うんです。企業の健全化のためには、特定の社員だけが有効な情報を共有出来るという事態は改善しなければなりません(だって喫煙者という共通項にはまったく意味がないですからね)。
結局、オフィスのみならず建物全体を禁煙にするしか方法はないのかなーと思う、今日この頃です。
| 社会論の試み、もしくは雑文 | 23:14 | - | - | pookmark |