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カウンセリング未満

自らの生き様を心理カウンセラーの観点から綴った半生記、日常生活に役立つEQトレーニング講座・セルフカウンセリング講座など。
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自分ではそれなりに感情も豊かだし、温かい感情だって持っている、
だけど、友達にも分かってもらえず、淋しい思いをしているあなたへ、前回の続きです。

EQの8つの力には、「共感する力」というものがあります。それを構成するのは3つの要素で、それぞれ、
(1)感動しやすいですか?(感情的温かさ)
(2)人の気持ちに同化しやすいですか?(感情的被影響性)
(3)人の気持ちを尊重できますか?(共感的理解)
です。
               ※( )内は、(株)EQジャパンによる分類法


この「共感する力」の3つの要素はとても似ていて、一見すると違いが分かりません。
簡単に例えてしまうなら
感情的温かさ=優しさや安心感を抱かれる
感情的被影響性=同化したり感化されたりしやすい
共感的理解=親身に相手の話が聴ける
と、捉えてみると理解しやすいかも知れません。

さて、本意ではないのに冷たいと思われるあなたは「人の気持ちに感化されるのが嫌いで(感情的被影響性−)、人前で感情を表すことはよくない(感情的温かさ−)ことだと誤解してのかもしれません。

このよく似た3つの要素を、なるべく分かりやすく解説します。そうすることによって、本来別物である3つの要素が互いに影響を受けやすく、引きずられやすいとこに気付かれると思います。

人は、感情を持つ生き物である以上、人の言葉や態度、物語や景色などから必ず何らかの影響を受け取ります。受け取る程度は人様々ですが、この事実は揺らぎません。

しかし「影響を受ける」とは、具体的にどういうことなのか?
これがとても微妙なのです。

(例)
たとえば、友人Aが恋人に振られました。
親しい仲間で集まって、その友人Aを慰める会を開きました。
Aは、振られた悲しみを切々と訴えます。

Bは何も言わずに、Aの直ぐそばに寄り添うようにしていました。
Cは、Aの話のじっくり聞き、時折短い言葉で相槌を打ったり、頷いたりしていました。
聞いていたDは、自分のことのように、一緒に泣きはじめてしまいました。
Eは怒っています。まるで自分が振られたかのように、Aを振った恋人への怒りを爆発させています。

さて、このB・C・D・Eの4人が、優しい友人であることに依存はないと思います。
ではそれぞれ、Aからどんな影響を受け、どんな「共感する力」を発揮していたと思いますか?

これをEQの「共感する力」3つの要素に当てはめてみるとこうなります。
B=感情的温かさ+
C=共感的理解+
D=感情的被影響性+
E=感情的被影響性+

これは、分かりづらい「共感する力」を理解しやすくするために極端に記述してあり、また要素も一面しか取り上げていません。その点をご了解下さい。

いかがでしょう?
なんとなくイメージは掴めたでしょうか?

ではこの時あなたは、どんなイメージでAを前にしますか?

可哀想だとは思うけど、仕方のないこと。
可哀想なのは分かるけど、自分も一緒になって泣くのはやりすぎ。
他人事じゃないとは感じるけど、結局彼女の問題だしなぁ。

こう感じたとしても、だれもあなたを非情だとは責められないと思います。
ただここで注目していただきたいのは、3つの反応の前半の文章
可哀想だとは「思う」
可哀想なのは「分かる」
他人事じゃないとは「感じる」
という部分なんです。

あなたは、可哀想だと「思わない」わけではない。思っている、感じている、だけど表面に現れるとき、その部分が隠れてしまっているのです。

この、あなたが今まで表現出来なかった感情、それが「共感的理解」というEQなのです。

これから、あなたが「わたしって冷たいな」と感じたら、こんなことをしてみてはいかがでしょうか?

自分が冷たいなと感じた反応を△△の部分に当てはめ、「○○だけど△△だ」という文章を作るのです。
そして「○○だけど△△だ」の「だけど」の前の○○の部分を強く意識してみてください。

きっと○○の部分には、あなたが冷たくない証拠が刻まれているはずです。

あなたは「共感する力」を持っていないのではなく、心の中で隠れてしまっているだけです。
あなたが気付いてあげれば「共感する力」はきっと、あなたの中にあることを感じ取れると思います。
| EQトレーニング講座 | 12:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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