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カウンセリング未満

自らの生き様を心理カウンセラーの観点から綴った半生記、日常生活に役立つEQトレーニング講座・セルフカウンセリング講座など。
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[4]どうやって怒りをおさえていますか?
EQはソーシャルスキル、つまり「人と人との関係の中で円満に自分らしさを発揮する力」です。
これを逆から考えると、EQが低いと「円満な人間関係」を営むことが困難になるという危険性を秘めます。

「感情のディスカウント」の持つもう一つの問題点、それは「怒」に対する言葉の少なさです。
怒りには本来、実に多様な言葉があります。
「うるさく感じる」「苦々しい」「かっとする」「うんざりする」「がっかりする」「イライラする」「我慢ならない」「しゃくに障る」「はらわたが煮えくりかえる」等々
しかし最近の若者の傾向として、これらの気持ちをなんでもかんでも「ウザイ」や「ムカツク」で表現してしまっているように感じられます。

繰り返しますが「怒り」には様々な感情があります。
「うるさく感じる」も「はらわたが煮えくりかえる」も怒りの感情です。
しかし「うるさく感じる」のと「はらわたが煮えくりかえる」の間には、とても大きな距離があるはずです。というか、あったはずです。
そして人間は「うるさく感じたら」文句を言う、無視する、などと対処し
「はらわたが煮えくりかえる」と感じたとき初めて、暴言を吐く、ものに当たる、暴力に訴える、という過程を経ていたはずです(暴力での反応を肯定しているわけでは、もちろんありません)

しかし両方を「ムカツク」の一言で感じてしまったとき、
「うるさく感じる」=「暴力に訴える」が当然の関連として成り立ってしまうのではないでしょうか?自己意識の中では?

更に「ブッ殺す!」も頻繁に口にするようですが、本気でない「ブッ殺す」という言葉だけが一人歩きして、本当になってしまったような事件が後を絶たないのは、とても悲しく、やるせないことです。
「うるさく感じる」=「ブッ殺す」=(本当に殺してしまう)

最近の「キレる」青少年が増加している原因に関して、医学的なアプローチもなされるようになり、原因と対処方法についても研究が重ねられているようですが、EQの専門家、カウンセラーの立場として私は、この「感情のディスカウント」現象も、「キレる」要因の一つなのではないかと考えています。

ところが、先に「明るくなる言葉」を20コあげられますか?と質問しましたが、「怒りを表す言葉」で同じ質問をすると、もしかしたら半数近くの人が20コ以上あげてしまうかもしれないのです。
ぜひご自分でも試してみて下さい。
20コあげられなくても、たぶんほとんどの人が「明るくなる言葉」よりも多くあげられたと思うのです。
これは何を表しているか?

人が社会で生きていき上で、喜びを表現出来なかったことによる不利益・衝突はそれほど起こりえないのではないか?
しかし怒り=不快感を上手に伝えておかないと、衝突は無論のこと、自分が不利益を被ることも起こりえるわけで、そう言う意味で人は、無意識に怒りや不快感を表す言葉を寄り多く作り上げてきた、わたしにはそう思えるのです。

最後に「怒り」をコントロールする簡単なトレーニング法をお教えします。
先に「カチンと来たら、口を開く前に5秒待つ」というトレーニング法も紹介済みですが、一歩推し進めて、こんなトレーニングはいかがでしょうか?

「反対語をみつける」
漢字検定じゃないのだから、正しい反対語を覚える、って意味じゃありません。
自分が正反対の感情を表す言葉だと思えればそれでいいんです。

日常の様々なシーンで、あなたはムシャクシャしたりカチンと来たり憤慨する出来事に遭遇します。
たとえば理解のない上司に嫌味を言われてカチンと来たとします。
面白くないから、自分のデスクに戻ってから、これ見よがしにため息ついたり、乱暴に引き出しの開け閉めをしたりしませんか?
「ったく、やってらんねーよ」とココロの中で感じているかも知れません。

このままムシャクシャした感情をいつまでも持ち続けていると、残念なことに自分にしっぺ返しが来ることになります。
全然関係のないOLに当たって機嫌を損ねてしまったり、この後のデートで、恋人に当たってケンカになってしまうかも知れません。

こんな時、ココロの中で是非、今のこのムシャクシャしている感情と正反対の感情語を考えて下さい。
「ムシャクシャ」の反対語
・さわやか
・快調
・爽快
・快適
・ラッキー
こんな感じでいいのです。
出来ればもっと沢山、思い描いて下さい。

そしたら自分のココロの状態をもう一度確認して下さい。
少し、ほんの少しかも知れませんが、さっきより不快感が薄れてはいませんか?
更に続けると、いつの間にかムシャクシャしていない自分に気付くことになると思います。
(人によっては、ムシャクシャしていた自分が恥ずかしく感じたりもします)

これはどういうことかといいますと、まさに人は「言葉によって気持ちを確認する生き物」だからなのです。

いかがでしょう?
例として、あまり気分の良い話ではありませんでしたが、発想を逆転してみると、「言葉の数次第で、喜びも大きくなり、怒りや不満は小さくも出来る」と言えるのです。

今、自分が何をどの様に、どの程度感じているのか?
それをなるべく多くの言葉で多様に表現することで、この「感情のディスカウント」は防げることを是非知って下さい。

今日のトレーニング
「怒りを感じているときは、反対語=気分が良くなる言葉を唱える」
| EQトレーニング講座 | 18:24 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
相手のたった一言や一点で煮えかえる感情がでてきてしまいます。
どう抑えたらいいのかクールダウンの方法に悩んでいました。大好きなひとが悪気でやったことではないのに許せなくなってしまいます。
そんな自分が嫌いです。

今後実践してみます。
| watanabe | 2010/02/19 12:57 PM |

管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2011/08/26 9:18 PM |










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